送電線災害復旧作業|人と技術で未来を築く 株式会社 九建

送電線災害復旧作業

より安全で、迅速かつ適切な施工が求められる送電線の災害復旧作業にも匠の技が生かされています。

災害復旧訓練

 台風や地震、豪雨などにより送電線に障害が発生した際、迅速な復旧と、二次災害を防ぐ安全な作業が求められます。このため当社では、送電線の災害復旧訓練を定期的に実施し、災害対応力の向上を図っています。また、非常時に備え、復旧工事用機材のほか、保存水・缶詰・簡易トイレ・毛布などを備蓄。必要に応じ、被災地区へ支援物資として提供しています。

  • 仮鉄柱組立
    仮鉄柱組立
  • 延線工事
    延線工事
  • 緊線工事
    緊線工事

平成28年(2016年)熊本地震

 平成28年4月、震度7を記録した熊本地震。震源地に近い送電線は大きな被害を受けました。被害を受けた送電線は、阿蘇地区に電力を供給する重要なルートとなっていたため、早急な復旧が求められました。復旧工事は余震が断続的に続く中、昼夜と通しての作業となるなど、厳しい作業環境となりましたが、九州電力からの支援、各施工班、地域の皆さまの協力のもと、仮ルートの建設を行い、阿蘇地区への送電ルートを復旧させました。

  • 仮ルートに建設した送電用鉄柱
    仮ルートに建設した送電用鉄柱
  • 投光機を投入して続けれる復旧工事
    投光機を投入して続けれる復旧工事
  • 組立が進む仮鉄塔(220kV鉄塔)
    組立が進む仮鉄塔(220kV鉄塔)